東北太平洋沖地震被災者支援について

まず初めに、今回東北地方太平洋沖地震で被災し、お亡くなりになった方に対して心よりお悔やみ申し上げます。
本来ならばこの時期は、「暖かくなってきて、いよいよアウトドアの季節です」というような文章が続くはずだったんですが・・・。
TVから流れてくる映像を見るたびに心が痛みますね。

昨年、うちに遊びに来てくれたお客様のなかに仙台市の方がいらっしゃいまして、かなり心配しておりましたが、2日目に本人からメールがあり、無事を確認できました。今もメールで現地の状況を確認しています。

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さて、この状況でアースは何ができるのか?今日、スタッフたちとも話し合いました。

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僕は阪神淡路大震災の当時は大学生で震災直後から約1ヶ月間避難所に行っていました。
その経験から、赤十字や政府経由で物資やボランティアをばらまくだけではなく、拠点となる避難所や施設と直接連絡を取り合い、直接必要な物や人を手配する方が動きが迅速で効果的だと考えています。

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今、現地の方と連絡を取りながら、サポートを必要としている避難所や施設を探しています。
見つかり次第、必要な物資を確認して集め、現地に送る予定です。
物流が滞っていますので、必要であれば、身の安全を確保したうえで現地に出向く心づもりもしています。
どのように動くか、具体的にはまだ決まっていません。もちろん、今日明日に現地入りするというような無謀なこともしません。
現地の状況をつかまずに早期に動くことがどれだけ迷惑をかけるかも知っていますので。

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今あるいくつかの問題がクリアできた時、アースは実際に動きます。その時には力を貸してください。
具体的に動き方が決まればメールやブログにて報告します。

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■■今すぐにできること!■■

今、いろんな方法での援助ができますが、もし、まだ具体的な方法を知らないという方がいらっしゃいましたらこちらをご覧ください。
アウトドアメーカー“モンベル”の義援隊です。
もし、アースとしての動きができない場合でも僕自身はこちらに登録して動く予定です。
http://www.montbell.jp/generalpage/index.php?general_id=141

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■■現地の状況■■

冒頭で書いておりました現地の方とメールでやり取りを続けておりますが、その中でわかってきたことがいくつか。

まず、今回の震災において、宮城、岩手、福島で亡くなられた方のほとんどは建物の倒壊などではなく、津波によるものだということ、
なので、被害はほぼ沿岸部に集中し、内陸部に5キロも入ると人的被害は極端に少ないということ。

ライフラインがいまだ復旧していない、食糧やガソリンが足りなくなるなどの不安があるが、それよりももっと不安なのは“正確な情報が入ってこないこと”だそうです。
やはり避難所などでも放射能に関するデマや不確定な情報が飛び交っているらしく、それが皆さんの不安をよりかきたてているようです。
TVも現地の悲惨な状況ばかりを伝えて、今生きている人にとって本当に必要な情報は流していませんね。
これは阪神淡路大震災の時と同じ状況な気がします。

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■■ひとりごと■■
実は昨年の10月ごろに仙台に遊びに行く予定をしておりました。
今回被害のひどかった気仙沼や松島を観光して牛たんを食べて・・・・。
残念ながらこの時は都合が悪く行くことができませんでした。

「仙台で牛たんキャンプしようぜ!」

1日でも早く、こんなことが言える日が来ることを望んでいます。

アースシップ代表 水口晶

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EARTHSHIP アースシップ
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